幸福度の調整のために花を配る凪と、じゃあその花全部自分に頂戴って言えちゃう主任がすごくすごく好きだなぁと思うし、一生その関係を続けてほしいなぁ〜〜って思うな。
でもそれと同時に、凪がくれる花の量は凪が感じた幸せの量(と身に起きた不幸の量との差分)にほぼ等しいわけで、いつかそれを逆に考えてしまって不安になる主任もいるんじゃないかなーって思ったりもするんですよね。今日はお花もらえるのかな……って。
たとえば、凪と主任の間に何かいいこと(文字通りのいいこと、一緒にお出かけしたとか、おいしいもの食べたとか、そういうちょっとした日常のしあわせ)があった日に、凪が自分のところに花を持ってこなかったら?
自分はすごく幸せな気持ちになったのに、凪にとっては不幸の跳ね返りを恐れるほどのそれではなかったのかな、幸せだな嬉しいなって思ってたのは自分だけだったのかな……って思考に陥る主任がいたらかわいくないですか。凪と何か一緒に行動する度に、今日はお花持ってきてくれるだろうか、楽しんでくれただろうかってそわそわしてたらかわいい。
たぶん凪も(世界中の花をかき集めたって足りないな)って思うくらい幸せ感じてるし花を渡さないのは手元に在庫がないだけだろうしそのせいでさまざまな災難に見舞われるんだろうけど、言葉に出さないからすれ違ったりしそうだなって。そうだったらおいしいなって思います。