(蛇足)
 叢雲添から死の匂いを感じたくてこういう話になりました。これも絶対伝わらないだろうと思うんですが、添はたとえ世界で一番大切な人が死んでしまっても後追いはできないんだろうな、でも死者が魂だけ戻ってくるとかそういうことも全く信じていないだろうから、彼にできるのは極々稀にひとり静かに感傷に浸ることくらいなんだろうな……みたいなことを捏ね回した結果がこれです。
 ちなみに相手は二曲輪の九番目のつもりで書きましたが、この辺りの情報が本当に薄い上に添のモノローグしかないので、すべてが捏造ですって注意書きを入れるべきでしたね(全部そうだよ)